2010年6月3日木曜日

2階リビング

前回の家事動線を考えた間取りでも書いた通り、我が家ではかなり当初から2階リビングにしてはどうかという考えがありました。
しかし、ざっと調べただけでも、2階リビングにはメリットもありますが、いろいろなデメリットがあるといわれています。

メリット
1 リビングが明るく、風通しがよくなる。

これが、2階リビングを採用される方の一番の動機だと思います。特に都市部の周りに建物が建てこんでいる立地などでは、1階リビングは相当暗くなりやすく、2階リビングの3階建なんていうのも多いようです。

2 リビングで外からの視線を気にせず生活できる。

これは、立地にもよるようですが、道路に面した家などではかなり切実な要望になる場合もあるようです。

3 耐震性が優れている。

これは分かりにくいかもしれません。通常、1階の壁の量が多い方が耐震性が高くなるわけですが、リビングというのは通常家の中で一番の大空間になります。これが2階に来ることで、1階の壁の量が増え、耐震性が高まるわけです。

4 眺望が優れている。

これは、立地しだいですが、1階より2階の方が一般的には眺めは良いでしょう。

デメリット
1 毎日の階段の上り下りが面倒。

ゴミ出しや来客の際いちいち階段を上り下りする必要があります。さらに老後のことを心配する人も多いようです。また日々の食品などの買い物をいちいち2階に持ってあがらなければなりません。

2 防犯上の不安

寝室が1階になる場合の防犯の心配、2階で生活している間の1階の防犯の心配などがあるようです。まあこれは1階リビングでも同じとも言えますが。

3 リビングが暑い

2階リビングは冬は暖かいそうですが、夏場はとんでもなく暑くなる場合があるそうです。冬場はメリットになりますが。

4 1階リビングの家が圧倒的に多い。

これが、一番のデメリットといえるかもしれません。どこのモデルルームに行っても、リビングは1階にありましたし、ハウスメーカーで聞いても「普通は2階リビングです」というような対応をされます。そうなると「2階リビングはやはり問題があるのではないか?」と根拠がなくても思ってしまいそうです。
他の人と違うことをするのはちょっと勇気がいるということでしょうか。

これらのメリット・デメリットから、2階リビングは一つの有効な選択肢としては持ちながら、設計士の提案によっては1階リビングでも建てられるか検討していこうという感じで考えていきます。

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